こんにちは、カメラぱぱです!
カメラぱぱ家では今年の夏休みはハワイへ行ってきました
4歳の息子、2歳直前の娘とともに山あり谷ありの子連れハワイの様子をお伝えします!
我が家の経験がこれから子連れでハワイに旅行に行くパパ、ママのお役に立つことができれば幸せです我が家の経験がこれから子連れでハワイに旅行に行くパパ、ママのお役に立つことができれば幸せです
前回まで
ANAのA380のカウチシートを確保できたカメラぱぱ一家
いよいよ出発当日、フライングホヌに搭乗することになりました
子供2人(4歳とほぼ2歳)と大人2人で三人席のカウチシートを使用したので、搭乗記として実際の様子を紹介します
ずばりカウチシートはありか? → ありです
カメラぱぱ、ママとして、子連れで乗るカウチシートはとても便利でした
フルフラットになって子供達が二人横に並んで寝ることができましたよ
また次回も機会があれば使いたいと思いました
そもそもカウチシートとは
カウチシートとは、2019年に成田ーホノルル便に就航したエアバス社の総二階建て飛行機である、A380、通称フライングホヌ、に全日空が導入した日本初のシートです。発表の時には評判になりましたね。
その特徴は、レッグレストを持ち上げて、前の座席とのスペースもシートの延長上にすることで、ベッドのように利用できることです
つまり、3席、または、4席を通してフルフラットな空間ができる、というものです
人によっては、飛行機に乗った時に、3席の並びで隣が誰も来ないからアームレストを持ち上げて横になって寝た経験がある人もいると思います
あんな感じで、かつ、3席分の座面がフルフラットに繋がるイメージです
また、利用には追加料金が発生します。しかし、3人で3席のカウチシートを使うのであれば片道9,000円なので手が出ない値段ではありません。ローシーズン、ハイシーズンによっていくらかも変わるので詳細はANAのサイトでご確認ください
カメラぱぱ一家がカウチシートを使った状況
今回、カメラぱぱ一家がカウチシートを使った状況は次の通りです
子供一人または二人を連れてハワイへ行く家族に参考になる状況かと思います
- 成田からホノルルへの便
- 人数は、大人2名、子供2名(4歳の息子、もうすぐ2歳の娘*)
- *娘は2歳になる前なのでまだ席は必要ない
- この4人で3席の並びのカウチシートを予約
カメラぱぱがカウチシートを予約した時の状況、予約方法は下記をご覧ください
実際にフライトで使ってわかったカウチシートのメリット
実際にホノルルへの便でカウチシートを使ってみてメリットを感じたのは次の点です
【メリット1】なんといっても子供2人が横になって寝ることができた
これ、何が良いことかっていうと、子連れで長距離の飛行機に乗ると、親の負担が大きいんですよね。2歳未満の子供は席は必要ないので抱っこ前提なのですが、その場合、7時間近くずっと抱っこするのは体力的にシンドイです。運良くバシネットの席を確保できれば良いですが、そうすると、今度は、アームレストが固定されていたりして、使いにくい側面もあります。
その点、上の写真のように、子供達が完全に手を離れて寝てくれると親にとってかなり楽です。バシネットには入らないほど成長した子供でも安心して横にして寝させることができましたよ
ちなみに、いくら足元が広い席でも、床に子供をそのまま寝かせることはできません。以前、カメラぱぱの横の席でそれをやっていた親子連れがいましたが、客室乗務員に明確に止めるように言われていました・・・
【メリット2】寝るときに、子供でも大人でも落ちる心配なく横になれる
普通のエコノミーの席は前の座席との間に空間があります。子供を横に寝かせた場合、その空間に落ちてしまうのではないか、と大人は気にしながら寝ることになり、なかなか熟睡できません。日本からハワイへの便は夜便なので、飛行機の中で眠ることができないと徹夜状態でハワイの初日を迎えることになります。これではいきなり体調を崩したりしてせっかくのハワイ旅行が台無しになってしまいます。
一方で、カウチシートは前の座席との間がほぼなくなるので、落ちる心配がありません。親としては子供の様子は気にかけますが、座席からの落下については気にする必要がなくなるので心理的に助かりました。
【メリット3】さらに大人も横になって寝ることができた
上の写真では、子供2人が横に並んで寝ていますが、結局、子供達が寝ながら喧嘩することもあって、間にママが入る形で寝ることになりました。そしたらママもそのまま横になって寝ることができ、予想以上にスッキリして起きることができました。カウチシートのスペースって結構広く使えましたね。
【メリット4】カウチシート用に枕とブランケットをくれる
カウチシートでは、枕とブランケットが用意されています。子供達が寝る際も、その枕を使うことでふわふわの状態で眠ることができました。さらに、窓側に枕を寄せることで、窓側から子供が落ちないようにすることもできました。
ちなみに、カメラぱぱは、通路側の席に座っていました。レッグレストは個別の座席ごとに上げ下げできるようになっています。つまり、3席のうち、窓側の2席分だけレッグレストをあげてフルフラットにして、通路側の1席は普通に座る、という使い方をしましたよ。座席の幅やサイズ、リクライニングは通常のエコノミーと差を感じなかったので、通常通り使うことももちろん問題ありません。
実際にフライトで使ってわかったカウチシートの注意点
一方で、実際にホノルルへの便でカウチシートを使ってみて感じた注意点は次の通りです
【注意点1】レッグレストを上げた状態だとテーブルが使いにくい
レッグレストをあげているときは、必然的に足元は、正座、あぐら、体操座りのようになります。そうすると、テーブルを倒したときに足に当たってテーブルが浮いてしまいます。食事の時やドリンクをもらった時に困りました。食事のときはレッグレストを下げておくとか、1席分だけレッグレストを上げないでドリンク置き場にする、といった工夫も必要かと思います。
【注意点2】前の座席の下に置いた手荷物や靴が取り出しにくい
レッグレストを上げている状態だと、レッグレストの下の空間には手が届きません。つまり、前の座席の下に入れている手荷物や、靴を取ろうと思う時に困りました。使うものは、あらかじめ手元に置いてからフルフラットにするか、上部のコンパートメントに入れておくほうがよいですね。
どれも、カウチシートを使うことによるデメリットというほどではないですが、これまでに使ったことがない形式のシートだけに、あれっと思った瞬間もありました
カウチシートのおすすめの使い方
実際のフライトでカウチシートを使ってみて、自分だったらこういう風に使うと便利かなとおすすめする使い方は次の通りです
ツアー会社でもカウチシートのプランを取り扱うところがあるようです。2019年11月時点でざっと調べてみたところ、HISはカウチシートの記載がありました。一方JTBではカウチシートのプランはなさそうでした。
逆に、カウチシートがおすすめできないのは、1人で使う場合でしょうか。1人でカウチシートを使う場合は、追加料金が、3席の場合は59,000円〜169,000円、4席の場合は92,000円〜252,000円必要なので、であれば、その追加料金でプレエコやビジネスを購入する方がよいのではないかと思います。
また、大人3人で3席のカウチシートを使うとか、大人4人で4席のカウチシートを使うのは、それほど意味はないかと思います。一人分の座席でレッグレストを上げたとしても、それほど楽になるわけではないかな、と。体育座りが楽な人にはよいかもしれませんが、そんな人ばかりを3人、4人集めるのも大変でしょうし・・・。
まとめ
子連れでハワイに行くパパ、ママにとって、機内の子供の過ごし方は頭が痛い問題ですが、ANAのカウチシートは新しい選択肢を示してくれたと思います。ファミリー層が多いハワイ路線、または、A380という超大型機の特徴を踏まえた戦略で面白いですね。JALが強いハワイ路線でANAの存在感を高める、そんな思いを感じます。
カウチシートが確保できなかった場合は、通常のエコノミーシートの足元に置けるクッションで、近いメリットを得ることができますよ。
ちなみに、NZことニュージーランド航空でもカウチシートを導入しているようです。いつか乗ってみたいですね。
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