ポイ活で貯めたポイントを投資して増やすことが流行っています。ポイント運用とも言いますね。
お金ではなく、ポイントを投資、運用する仕組みです。投資の結果はポイントの増減になって反映されます。
永久不滅ポイントが始めたのが最初だったように記憶していますが、今や、主要なポイントがポイントを使った投資サービスを提供しています
主なポイント投資は次の通りです
- dポイント投資
- 楽天ポイント投資
- 永久不滅ポイント投資
- PayPay投資
ポイント投資のメリットは次の点です
- 何より、ポイントを増やせる
- 少ないポイント数からできる
- 投資することでポイントの有効期限を伸ばせる
- 証券口座を開くなどの手続きが不要
- 利益が出ても税金が発生しない(?)
また、ポイント投資で気をつける点は次の通りです
- ポイントが減ることがある
- 用途・期間限定ポイントが使えないケースがある
- 運用できるポイントは、その後の使い道が限られるケースがある
- 実際の投資とは違う点がある
- 損失を通算することが多分できない
- 紐づく金融商品と同じ値動き幅とは限らない(ヘッジの効果が限られるかも)
これらの中で、仕組み的に勝率が高くなるポイント投資があります。
それは
dポイント投資と、永久不滅ポイント投資
です
dポイント投資、永久不滅ポイント投資が有利な理由は似ています
それは、注文の締め切りが通常よりも遅いのです
例えば、今日よりも明日の朝のほうが明日の天気を当てる確率が上がる、そんなイメージです
dポイント投資を予測するために見るべき指標は?
まずdポイント投資は、おまかせのアクティブコースを選ぶことが基本になります
アクティブコースの値動きに影響するのは大きく二つで、一つ目は投資先の株価、二つ目は外国為替レートです
dポイント投資に影響する株価について
アクティブコースは、80%を世界の株式、20%を世界の債券の値動きに連動します
途中の仕組みはさておき、dポイント投資のアクティブコースの値動きに影響を与える投資信託とその割合は次の通りです(2020年7月末時点)
- VANGUARD MID-CAP GROWTH ETF(17.33%)
- ISHARES MSCI JAPAN ETF(16.39%)
- VANGUARD VALUE ETF(16.34%)
- VANGUARD FTSE EUROPE ETF(12.33%)
- ISHARES CHINA LARGE-CAP ETF(6.89%)
情報元はコチラです
これらで約70%の投資先を占めています
現在も同じETFに同じ割合で投資しているか確認はできませんが、仮に同じだとしたら、平日の14時直前でこれらの将来の値段を見ることで、その日のdポイント投資の勝敗を予測する確率をあげることができます
「将来の値段?」それってわかるの、というと、ドンピシャはないですが実は近いものがわかります
上記の各ETFのテーマは一言でいうと次のようになります
- 米国の中堅企業の株価
- 東証の上場企業の株価
- 米国の大企業の株価
- ユーロ圏の大企業の株価
- 香港に上場する大型企業の株価
特定の個別企業の株価ではなく、各市場の大きな流れに投資している、という感じでしょうか
国別に見てみると、米国が約33%、日本が約16%、ユーロ圏が12.3%、中国が7%、となっています
独断と偏見でこれらの将来の価格変動をみるための指標を選んでみました
dポイント投資に影響する外国為替レートについて
投資先は海外の資産が大半になっています
それらの海外の資産は、日々の値段を出すために、毎日、日本円に計算しています
一言でいうと、dポイント投資にとって、円高は×、円安は〇、となります
仮に米国ドル建ての資産が100あり、為替レートが1ドル=100円だとすると、日本円建てでは10,000円の資産になります
翌日、米国ドル建ての資産が全く値動きしない場合でも、1ドル=90円の円高になれば、日本円で9,000円になり、▲1,000円です
一方で、同じく米国ドル建ての資産が全く値動きしない場合に、1ドル=110円の円安になれば、日本円で11,000円になり、+1,000円になります
ポイントが貯まっている方は自分にあったポイント投資を見つけてみてはどうでしょうか
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