この記事は楽天市場でのショッピングで全日空のマイルを効率よく貯める方法を解説します。
この記事は
そんなあなたにお勧めします。
【まとめ】楽天市場での買い物で3%超のANAマイルを貯めることができます。
この方法の1番のポイントは、楽天ポイントの期間限定ポイントを通常ポイントに変換してANAマイルに交換することです。
この記事は、次の3つの流れに沿って、楽天市場の買い物で3%超のANAマイルを貯めるかを説明します。
- ステップ1:できるだけ多くの楽天スーパーポイントを獲得する
- ステップ2:期間限定ポイントを通常ポイントに交換する
- ステップ3:通常ポイントをANAマイルに交換する
楽天市場を使っていて、楽天ポイントを貯めたことがある人であれば、次の様な疑問を持つはずです。
「期間限定ポイントを通常ポイントに交換できるのか?」
実はできます。その方法は後ほど説明します。
他にも、この楽天ルートの注意点を解説しています。
ステップ1:できるだけ多くの楽天スーパーポイントを獲得する
まず、楽天市場でのショッピングでできるだけ沢山の楽天スーパーポイントを獲得します。
ここで獲得するポイントは通常ポイントだけでなく、期間限定ポイントも最大限集めます。
楽天経済圏を十分に理解し、SPUや「勝ったら倍」などのキャンペーンを使いこなしている方は、この段落は飛ばして、「ステップ2:期間限定ポイントを通常ポイントに交換する方法」に読み進めても大丈夫です。
楽天市場での購入で貯まるポイントは通常ポイントと期間限定ポイントの2種類あります。
これから説明する、楽天市場での買い物を通してANAマイルを貯める方法を楽天ルートと呼ぶことにします。
楽天市場での買い物を通じて貯められるポイントは、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
その中でANAマイルに交換できるのは通常ポイントだけです。
残念ながら期間限定ポイントからANAマイルに交換することはできません。
楽天ポイント(通常ポイント)をお得に貯めるコツ
楽天の通常ポイントは実はさらに2種類に分けられます。
それは、
「楽天経済圏内で獲得した通常ポイント」
と、
「他のポイントサイトや提携ポイントから交換した楽天の通常ポイント」
の2つです。
そして、実は後者の、他から交換してきた楽天ポイントは通常ポイントであってもANAマイルに交換することはできません。
そのため、楽天ポイントからANAマイルに交換するためには楽天経済圏の中で通常ポイントを貯める必要があります。
ここで楽天市場での買い物で通常ポイントを貯める方法は次の3種類あります。
楽天会員になることで通常ポイントが1%たまります。
楽天会員に登録することで楽天市場での購入金額の1%が通常ポイントとして貯まります。
楽天カードを使って支払うことで通常ポイントが1%たまります
通常ポイントを効率的に貯めるには楽天カードが欠かせません。
楽天市場での買い物で楽天カードを使うことで購入金額の1%が通常ポイントとして貯まります。
通常申し込み可能な楽天カードには、通常カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの3種類がありますが、通常ポイント還元率はどれも同じ1%です。
楽天ポイント(期間限定ポイント)をお得に貯めるコツ
期間限定ポイントを貯めるコツは山のようにありますが、ここではその一部を説明します。
SPUを活用して期間限定ポイントを貯める
楽天市場での購入の特徴としてSPUという仕組みがあります。
SPUとは、正式名称をスーパーポイントアッププログラムと言います。
SPUは全部で15の条件があり、各条件をクリアすることで、それぞれの条件ごとに月間の楽天市場での購入金額の0.5%〜3%を期間限定ポイントとしてもらうことができます。
SPUは、Super Point Up Program(スーパーポイントアッププログラム)の略で、楽天の各サービスを使うことで、ポイント倍率があがるお得なプログラムです。 各サービスの条件を達成すると、その月の楽天市場でのお買い物がポイントアップ対象になります。
https://ichiba.faq.rakuten.net/detail/000007140
各条件は、達成するために必要な最低金額、還元率、還元上限ポイント数が決まっています。
そのため、簡単に達成できるものから、難易度が高いものまで様々です。
ここでは、比較的簡単にできるSPUプログラムを紹介します。
SPU | 概要 | 還元率 | 還元上限ポイント数 | 費用 |
楽天銀行+楽天カード | 楽天銀行で楽天カードの引落をするとポイント+1倍 | 1% | 5,000〜15,000ポイント | 0 |
楽天証券 | 楽天証券で月1回500円以上のポイント投資(投資信託)と楽天ポイントコースの設定でポイント+1倍 | 1% | 5,000ポイント | 0 |
楽天カード | 楽天プレミアムカードご利用なら更にポイント+2倍(最大+4倍) | 3% | 15,000ポイント | 11,000円(年会費) |
これらを達成するだけで月間の還元率が+5%になります。
キャンペーンにエントリーして期間限定ポイントを貯める
楽天市場ではSPU以外に、様々なキャンペーンが開催されています。
これらを利用することで、期間限定ポイントの還元率をプラスすることができます。
代表的なところでは次のようなキャンペーンが定期的に開催されています。
キャンペーン | 還元率 | 還元上限ポイント |
毎月1日はポイントアップ | 2% | 1,000ポイント |
0、5が付く日はポイントアップ | 2% | 3,000ポイント |
イーグルスまたはヴィッセルまたはバルセロナが 勝利した翌日はポイント2倍、W勝利で3倍、トリプル勝利で4倍 | 1〜3% | 1,000ポイント |
複数のキャンペーンが同時に開催、成立することもあります。
例えば、10日で、かつ、イーグルスが勝利した翌日の場合は、両方のキャンペーンが開催されます。
そのため、うまく条件が重なって成立する日に買い物をするのが賢い使い方になります。
楽天プレミアムカードを持っている人には、「火曜日または木曜日」、「5、0がつく日」、「イーグルスまたはヴィッセルまたはバルセロナが勝利した翌日」のトリプルコンボがおすすめですね。
また、これらのキャンペーンで気をつけなければいけないことは、エントリーが必要なこと、中にはエントリー前の購入は対象外になること、上限ポイント数が比較的抑えられていることです。
なので楽天のサイトを日頃からチェックして、キャンペーンが出ていればこまめにエントリーした方が良いでしょう。
楽天マラソンで期間限定ポイントを貯める
楽天市場では月に1回〜2回、お買い物マラソンというイベントが開催されています。
これは、マラソンの期間中に、購入した店舗数に応じて期間限定ポイントの還元率が上がる、というものです。
例えば、3店舗で購入をすると、マラソン期間中の購入金額に対して、還元率が2%プラスになり、5店舗で購入すると、4%プラスになります。
最大は10店舗で9%プラスになります。
そして、購入店舗数に限らず、還元上限ポイントは7,000ポイントになります。
注意点として、店舗数にカウントされるには1,000円以上の買い物であることが必要です。
楽天ポイントを貯める方法のまとめ
まとめると普通に楽天市場で買い物すると、楽天カードで支払うことで2%の通常ポイントが貯まることになります。
これはANAマイルに交換すると1マイルに当たり、還元率は1%となります。
それほど悪い還元率ではないですね。
でも、ここから還元率を上げるのが楽天ルートの真髄になります。
ステップ2:期間限定ポイントを通常ポイントに交換する方法
期間限定の楽天ポイントはANAマイルに交換することができません。
それでは、なんとか期間限定ポイントを通常ポイントに交換できないでしょうか?
その方法をお伝えします。
それは、
期間限定ポイントを使って50%還元のスーパーDEAL商品を購入することです。
これによって支払いに使った期間限定ポイントの50%が通常ポイントとして戻ってくることになります。
この戻ってきた通常ポイントをANAマイルに交換することで、楽天市場で買い物した時のマイルの還元率を上げることができます。
楽天市場でスーパーDEALの商品を購入することで10%〜50%の通常ポイントがたまります。
楽天市場ではスーパーDEALというセール商品があります。
これは購入金額の10%から50%が通常ポイントで還元されるもので、いわゆる目玉商品のようなものです。
スーパーDEAL商品は、期間限定ポイントで支払った場合でも、還元ポイントが減りません。
参考に、前述したSPUの中には、期間限定ポイントで支払うと条件を達成できなものがあります。
スーパーDEAL商品はそのような制約がないのが特徴です。
スーパーDEAL商品の注意点1 高めの価格設定
スーパーDEAL商品は、一般的な価格より高めに値段設定されていることが多いように見えます。
スーパーDEAL商品の注意点2 品揃えが微妙
スーパーDEAL商品は、アイテムが限定されているため、必ずしも欲しい商品がないかもしれません。
欲しい商品がなかったら、食品や衛生用品などの日用品を買うのがおすすめです。
出会いを楽しむ買い物、と考えるのもありですね。
まとめ
50%還元のスーパーDEALを期間限定ポイントで購入することで、実質、期間限定ポイントが50%の通常ポイントに交換できたことになります。
通常ポイントはさらに50%でANAマイルに移行できるため、期間限定ポイントのANAマイルへの交換率は25%、つまり4分の1になります。
楽天市場での買い物の時に、SPU、キャンペーン、お買い物マラソンを上手に活用すれば、期間限定ポイントを10%以上獲得することは難しくありません。
- SPUで紹介した内容で+5%
- キャンペーンの5、0がつく日と、ヴィッセルなどの勝利で+3%
- お買い物マラソンで3店舗買い周りをすれば+2%
仮に10%の期間限定ポイントをゲットした場合、ANAマイルはそこから25%の返還率になるので、購入金額に対するANAマイルの還元率は2.5%になります。
通常ポイントでゲットできる1%のANAマイルと合計すると、これだけで3.5%になります。
ステップ3 楽天ポイントからANAマイルへの移行方法
楽天ポイントからANAマイルへの交換を申し込む方法を説明します。
それでは、一つ一つ手順を追って説明します。
- 手順1ANA会員番号を書き留める
申し込むにはANAの会員番号(ANAマイレージクラブお客様番号)、氏名が必要です
ANAマイレージクラブカードに記載してあるので、すぐに分かる人は次の手順2に進んでください。
スマホでANAのアプリをインストールしている人は次の方法で簡単に会員番号をコピーすることができます
アプリのトップページから自分の名前をタップします。
すると、会員情報のページに移動します。
そこで、ANAのお客様番号が表示されるので、その右側にある「□」が二つ重なったパークをタップします。
すると、これでお客様番号がコピーされました。
- 手順2楽天ポイントからANAマイルへの交換を申請するページに行く
楽天ポイントからANAマイルへの交換を申請するページに行きます。
このとき、注意点として、スマホからは直接行けるリンクがなさそうです(私は見つけられませんでした)
そのため、リンクを以下に貼っておきますので、こちらからアクセスしてください。
すると、交換を申請するページが表示されます。
スマホで開いてもパソコン用の画面が表示されますが大丈夫です。
- 手順3お客様番号や交換する楽天ポイント数を入力する
申請画面では次の3つの情報を入力します。
- ANAマイレージクラブお客様番号(10桁)
- ANAマイレージクラブお客様氏名 (半角英字)
- 交換ポイント数
必要な情報を入力後、「確認画面へ」をタップします。
- 手順4入力内容を確認し、確定します
入力内容を確認する画面に移動するので、「確定する」をタップします。
これで、申請の手続きは終わりです。
交換の申請が完了すると、楽天ポイント利用実績欄に次の様に表示されます。
申請直後は「交換申請受付中」と記載されます。
実際にANAマイルへの交換が完了すると「交換完了」に変わります。
- 手順51週間ほどでANAのマイル口座にマイルが追加される
申請の完了後1週間ほどでANAのマイル口座に、マイルが追加されます。
「楽天ポイント 移行マイル」の名目ですね。
ちなみに、画面イメージの40,000マイルは、ハワイ往復の特典航空券がキャンセルになったので戻ってきたマイルです。
またいつの日かハワイに行きたいなぁ。
楽天市場での買い物でポイントサイトのポイントを貯める方法
楽天市場で購入する前にポイントサイトの広告を経由することでポイントサイトのポイントをもらうことができます。
おすすめはモッピーですね。私もいつもモッピーを使っています。
モッピーのポイントはANAのマイルにも、JALのマイルにも交換できます。
キャンペーンで80%前後のマイル還元率になることもあるのでウォッチ必須です。
楽天ルートの注意点
この楽天ルートは他のポイント交換にはない注意点があります。
1回あたりの交換上限が1,000ポイント=500マイルになります。
1回でANAマイルに交換できる楽天ポイントは1,000ポイントになります。
これはANAマイルでいうと500マイル分に該当します。
1ヶ月あたりの交換上限が20,000ポイント=10,000マイルになります。
さらに1ヶ月あたりの交換回数は20回が上限になります。
そうすると1ヶ月で交換できる楽天ポイント数は20,000ポイント、ANAマイルで10,000マイルになります。
つまり、年間の交換上限ポイントは240,000ポイント、ANAマイルにすると120,000マイルになります。
なかなか上限ポイントまで交換することは難しそうですが、12万マイルあれば大人3人でハワイに行けますね。
交換は前回の交換から24時間経たないとできません。
楽天ポイントのルールでは「24時間につき1回まで交換できます。」と記載されています。
これはかなり厳格なルールです。
一度交換を申請すると、24時間経過しないと、そもそも交換を申請する画面が表示されず、次のような画面が表示されます。
スマホからでは交換申請画面に行きにくい
楽天ポイントからANAマイルへの交換を申請する画面は、スマホむけのサイトでは行きにくいです。
こちらにリンクを置いておきますので、こちらからアクセスしてください。
マイルの取得単価が高い
最後に、機会損失という観点で見ると、マイル取得単価が高くなります。
楽天の期間限定ポイントは楽天市場やラクマ、楽天トラベル、楽天ビューティーなど、楽天経済圏で1ポイント=1円の価値を持ちます。
そのため、期間限定ポイントから交換したANAマイルの取得単価は4円となり、一般的なマイル獲得コストに比べると高いです。
それでもなお、楽天市場はそもそもポイント還元率が高いこと、ほとんどの期間限定ポイントは有効期間が1ヶ月半と非常に短く使いきれないケースもあることを考えると、それで失効したり、無理に何かを買うぐらいならマイルにすることも選択肢に入れて良いと考えます。
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